諸星大二郎先生の漫画が不気味で最高に面白い。

数年前から諸星大二郎先生の漫画をちょくちょく集めています。最初は「なんか絵が怖い」という印象でしたが、読み進めてみるとめちゃくちゃ面白い!

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「妖怪ハンターシリーズ」や「栞と紙魚子シリーズ」などが代表作として挙げられます。

独創性の強い画風から、アシスタントに「どこをどうアシすればいいか分からない」と言われたエピソードを持つ諸星は、手塚治虫にも「諸星さんの絵だけは描けない」と言われている(wikipediaより引用)

とwikiにもあるように独特の絵柄でなかなか手に取りづらい雰囲気はありますが、「世にも奇妙な物語」系の話が好きな方は是非一度読んでみてほしい漫画です。

栞と紙魚子シリーズ

諸星先生初の「少女向けホラー漫画」ということで、諸星先生の作品の中でも一番読みやすい作品だと思います。主人公は普通の?女子高生2人。

諸星 大二郎 朝日新聞社出版局 2007-10
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2人が好奇心からさまざまな怪奇現象に巻き込まれていく・・という内容です。その中で出会うキャラクター達も諸星テイストで描かれていてとても不気味なんですが、読んでいるうちになぜか可愛く思えてきてしまう不思議。

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特にクトルーちゃんがお気に入りです。

冷静に見ればホラーでしかない展開なのに栞と紙魚子が肝が据わっている(どこか抜けてる?)せいでコメディ色も強く、ホラーが苦手でも楽しく読むことが出来ました。

妖怪ハンターシリーズ

考古学者の稗田を主人公とした漫画で、「地の巻」「天の巻」「水の巻」の3冊が出ているので地の巻から順に読むのをおすすめします。奇妙な事例にばかり興味を示す異端の考古学者稗田が調査の中で奇妙な事態に巻き込まれていく・・というような内容です。

諸星 大二郎 集英社 2005-11-18
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私が好きな話は「蟻地獄」というお話。少しだけ内容を書いてみたいと思います。

大学での授業を終えた稗田に水野という女子生徒が声をかけた。水野は「ある遺跡の発掘を手伝うと財宝が手に入るという話を聞いた」「そんなことが本当にあるのか」と言う。奇妙な話だと興味を持った稗田は詳しく内容を聞いてみることにした。どうやら水野の彼氏、刈田が行方不明になっており、それには遺跡が関係しているらしい。刈田が持っていたという不気味な土偶を預かった稗田は調査を開始する。同じような土偶を熊井美術館で見たという同僚の話から美術館に行き社長の熊井と話すも、遺跡に関する情報は得られなかった。水野の夢に出てきた刈田が「シガクシ、タスケテ」という言葉を発したことを手掛かりに、二人は「屍隠(シガクシ)村」に向かう。村には熊井のグループがレジャーランドを建設している土地があった。そこで謎の建物を発見した二人が中に入ると、一人の男がいた。男は慌てて建物の奥に進む。奥には地面に無数の穴が開いた奇妙な遺跡が広がっていた。男を追って遺跡に入った稗田は急に体が重くなり動くことが出来なくなる。男は先へ歩いていき、一つの穴に引きこまれてしまった。そこに現れた熊井に助けられた稗田は、遺跡についての話を聞く。「遺跡には良い穴と悪い穴がある、良い穴を選んだ者は望みがかなうが・・・」

すいません、短くまとめる力がありません!

オチが絶妙でした。他にも神話やわらべ歌、祭りなどをテーマにした奇妙なお話がたくさん入っています。

その他の短編集

短編集も名作揃いです。

諸星 大二郎 集英社 2004-11-01
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「復讐クラブ」は世にも奇妙な物語で放送されたので、見たことがある方も多いかもしれません。

諸星先生の短編集は複数出ているので、中には読んだことがある作品が多く入っている場合があります。作品名を確認してから購入するのをおすすめします。

絵が独特過ぎてなかなか人に勧められないんですが、相当面白くてとても好きな漫画なので紹介してみました。新作を楽しみに待っています。

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